川を見ているとたまに(雛がいる時期はかなりの頻度で)パンを投げている人を見かけます。
以前にも書きましたが、野鳥にパンや人間の食べ物はよいものでは決してありません。
沢山食べてくれるからと言って与えていいものではないですよね。
喉に詰まらせてしまったり、栄養過多で奇形になったりもします。
今回は…
餌をめぐって喧嘩になってしまっているパターンでした。
悲しいことに…わざと複数の親子がいるところに投げて喧嘩を誘発するような人もいるんです…。
子育て中のカルガモはとにかく気が立っていますし、そうでなくても餌をめぐって喧嘩をしがちです。
それを2組がかち合うように餌で誘導して喧嘩をさせてるんです…
動画では映っていないですが…流れがきついところで親子を分断させるように投げる人もいます。
親ガモをおびき寄せるように上流にパンを投げて、雛がついて行く前に少し下流に投げて雛を引きつけ…さらに下流に投げ…、親鳥がもっと離れるように上流側に投げ…と、左右に投げ分けてるのを見たときは唖然としました。しかも流れが強い段になっているところでして、下流に雛が流されるように仕向けてるんです……えぇ……
流された雛が下流に取り残されてしまい、合流できるまで見守ってましたが…合流に30分以上かかり、その間、他の親子に攻撃されてしまっていました。
見かねて注意しても止めてくれず、という場合が多いです。長年ここでパンをあげてるんだ!これまで大丈夫だった!!という人も多くいて、難しいところです。
喧嘩して、弱ってしまうところを見ると心が痛いです。
安易なパン投げはしないでほしいですね。
★生き物チャンネル【身近な生き物語】チャンネル登録お願いします!
https://www.youtube.com/channel/UCDhYUx3YruHeHmopMi3Sk1g