はてなブログ10周年特別お題「私が◯◯にハマる10の理由」
お題に挑戦ブログです!
題して、「私が万年筆にハマる10の理由」
- ①意外と書きやすい
- ②字が綺麗に書ける
- ③見た目が萌
- ④ペン先も萌
- ⑤インク色が豊富で楽しい
- ⑥紙類に詳しくなる
- ⑦手紙を書きたくなる
- ⑧文字を書こうと思うことが増える
- ⑨メーカーごとの違いに萌
- ⑩万年筆を使ってる自分がなんとなく誇らしい
①意外と書きやすい
社会人になると圧倒的に使用頻度が高いのがボールペンだと思いますが…
(ボールペンも素敵なのが多いです。最近は低価格ですごい機能的なのも増えてこれもまた楽しい)
万年筆の利点の一つは手になじめば抜群に書きやすいという点かと思います。
ボールペンって構造上、紙に対して垂直にして書くのがベストなんですが、万年筆は比較的寝かして書くことが出来ます。所謂慣れ親しんだ「鉛筆持ち」で書くことが出来るんですね!切り割り(ペン先の割れ目のこと)とペン先から出るインクは(うまくいけば)するする、万年筆的に言えば「ぬらぬらとした」書き心地を提供してくれます。
②字が綺麗に書ける
え、何で書いても一緒じゃん?
と思われるかもしれません。
そんなことはありません!!ちょっと中字(国産の中字、舶来(海外製のもののこと)だと細字くらいがちょうどいい)で書いてみてください。なんか…文字の空白がいい感じにインクで埋まって綺麗に見えるんです!万年筆マジック!お試しあれ。
③見た目が萌
万年筆を選ぶ時、何を基準にしますか?
かつてメーカーに長く務める方何人かに聞いたことがあります。
ものの見事にバラバラでしたね~
ある人は「試筆してしっくりきたの」、ある人は「使うきっかけやモチベになるんだから見た目で気に入ったの」、ある人は「使うシーンに合わせたら?(用途によって分けたら?)」…。
おお、そうか、自由でいいのか!
ということで、見た目も大事。一目ぼれ大事。
ちなみに最近で、一番ぐっときて思わず買ってしまったのがこちら。
イタリアのメーカーアウロラ社限定万年筆「ジュピター(木星)」!!
ふぉぉぉ!きれいー!!アウロロイド(アウロラ社独自のセルロイドのこと)の発色素敵です!!!
ちなみに嫁軸は他にいます。
④ペン先も萌
書き心地に大きく影響するのがペン先。
大きく分けるとステンレスと金ペン先。
こればっかりは試し書きしてほしい。しなるのが書きやすいか?固めのほうがいい?紙と接触したときの感じは?手首のひねりによっても書き心地が変わるよ!
金ペン先だと金の含有量が多いほど柔らかいと言われていますが…
実はペン先の形で結構しなったりして14金でも意外と柔らかく感じたり、18金でも固く感じたり…切り割りの長さによっても変わるので、メーカーによって同じ14金でもしなりや書き心地が違うんですね~。試し書き大事です。
ハート穴の形によっても変わる!って前に聞きましたが、実はこれはあんまり影響ないそうな。ハート穴が本当にハートの形だとテンション上がりますけどね。
⑤インク色が豊富で楽しい
最近のカラーインクの豊富さと言ったら!!
やばいくらい増えててご当地インクとか香り付きインクとか…同じブルーやブラックでも驚くほどニュアンスが違う。好みの色味を見つけるだけでもお腹いっぱいになりそう。
まさに『インク沼』…!ハマると際限ないんです。
人によってはインクによって軸を変えるんですって。インクの色見本帳作っちゃうんですって!楽しそうすぎて…ちょっと手を出すのを控えてます。だって深そうなんですもん…。(家にインク瓶10はある)
⑥紙類に詳しくなる
これは必然。万年筆に合う紙ってやっぱりあるんです。
万年筆で書くまでは、そんなに気にしなかったというか…完全に見た目やサイズのみで選んでましたが…
インクが滲むんだな~ペン先が引っかかっちゃうんだな~裏抜けしちゃうんだな~~~!
高けりゃいいってもんでもなくて…すべすべの紙は一見、引っかかりなく書けていいんですが…つるつるすべすべになるように紙の上に溶剤を散布してたりするんで、ものによっては変なとこで滲んだりするんですね~。
万年筆向けの紙も売ってたりします。神戸派計画さんとかいいですよね。
個人的にはコクヨさんが好き。安いのにあの安定感はすごい。ツバメノートもいい感じ。
ちょっと背伸びしてニーモシネなんかもよきですよ。
ここにも選ぶ楽しさがありますね。
⑦手紙を書きたくなる
それに伴い、切手や便箋などの沼にも落ちかける。
手紙を書くことで交流も増えるし、復活もする。
素敵な縁ですね。
⑧文字を書こうと思うことが増える
メモや手紙のほかに書く機会ってある?日記とか小説でも書いちゃう??
そんなことしなくたって、気になった言葉を書き記すだけでなんとなく人生は豊かになります。たぶん。
私は本を読んで、気になったり好きだな~と思った文章をそれに合うインクを選んで書き写したりしてます。たまに見返すのも楽しい。本の読み方も変わります。
書いた文字をツイートしてる方もいますよ。
⑨メーカーごとの違いに萌
また萌か。
いえいえこれって結構楽しい違いなんです。
国産の主要メーカーだけで3社はあります。(パイロット・セーラー・プラチナ(敬称略)舶来(海外産の万年筆のこと)を含めたら本当にもうたくさん!
国内で限っても…メーカーによってペン先の固さが違う。インクが違う!
日本のメーカーは当然、日本語を書くことを想定しているので日本語が書きやすいんですね。トメハネハライも出しやすい。舶来メーカーのは横書きで筆記体をすらすらすら~と書けるようになってるために日本語みたいにかくかく画数が多い文字には少し不向きなように感じます。
というか、日本のメーカーさんはどこもとても優秀でペン先はどこもかなりいい!
知ってました?日本のメーカーっておのおのペン先とペン芯を独自に作ってるんですよ。舶来は実はペン先の工場が別であって各メーカーに供給してるから…似たり寄ったりのペン先だったりするんです。(もちろん独自に作ってるメーカーもありますよ!!)
独自に万年筆を売り出すって実はすごいんですよ~いちから全部作ってるんですよ〜日本のメーカーさんすごい~!!
独自に作ってるせいでカードリッジ(インクが入ってる便利な奴)も独自規格で万年筆と同じメーカーのしか使えませんが、まぁ、うん。(舶来は基本的に同じ形のカードリッジなんです。)インク瓶からならコンバーター使えばいいし…(基本的には同じメーカーの万年筆とインクを使うことをお勧めしますが…)
舶来さんはとにかく見た目が萌え萌えなので、見てて楽しい。絶対欲しくなります。
⑩万年筆を使ってる自分がなんとなく誇らしい
あ、万年筆で書いてる。
選びに選んだ軸でインクで紙で、何かを書いている。
そのシチュエーションがなんとなくいいんです。
こだわりって人によってそれぞれですが、なんとなく、
昔からあるのもを今も使うということに、しかも楽しんで使っているということに、
素敵な縁を感じます。
万年筆万歳。
低価格の万年筆もありますよ~プレピーいいですよ~。
沼においでやす。ふふふ。
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