身近な生き物と万年筆

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イカルチドリの特徴と見分け方 イカルチドリのおでこの色について

どうにも気になって…!

mochico25.hatenablog.com

なんど見返しても気になります。だっておでこの色が薄い、というか…ないんですもの!!

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イカルチドリ 奥のこのオデコの色が薄い、というか…?

そもそも、イカルチドリの特徴とは何でしょうか?

形態

全長19-21cm。翼開長45cm。和名のイカルは古語で「大きい、厳めしい」の意。尾羽は長く、静止時には翼よりも尾羽の先端が後方にある。頭頂部と背面は灰褐色、腹面は白い羽毛で覆われる。眼の周囲の羽毛は黄色。嘴から眼を通り側頭部へ続く筋模様(過眼線)が入る。額に斑紋が入り、過眼線と交わる。喉から後頸にかけての羽毛は白く、細い首輪状の斑紋が入る。

嘴は細長く、英名(long-billed=嘴が長い)の由来になっている。後肢は比較的長く、色彩は黄色。

夏羽は頭部や頸部に入る斑紋が黒い。冬羽は頭部や頸部に入る斑紋が暗褐色で、夏羽と比べやや淡くなる。

Wikipediaより引用

 

夏羽はとくに頭部と頸部(くびのあたり)に入る斑紋が黒い、とありますね。冬羽は暗褐色になって淡くなる、と。

雌雄はほぼ同色らしいのですがメスのほうがやや淡くなるそうです。

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イカルチドリ 足、肉色っていうんですね…

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この写真だと肉色っぽい足でしょうか

上の写真ではわかりにくいですが、アイリングが黄色いこともイカルチドリの特徴だそうですよ。

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イカルチドリの目

さてさておでこの色は…メスの夏羽だとおでこの色も薄いようですが…

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イカルチドリ おでこの色が薄い個体

一緒にいた個体がすでに冬羽っぽかったんですよね…

目元の模様は過眼線というんですが、メスの夏羽は過眼線の色も比較的淡色になるそうで…おでこの色が薄くとも見かけたイカルチドリはしっかり色がついているように見えます。

見かけた時期が10月下旬なので…夏羽のメスではないような気がすますね。

 

ということは、やはり幼鳥なのではないかな?と思います。

ちなみに、調べた中で「イカルチドリの幼鳥は白い眉斑が明確」とありました。

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白い眉斑…明確な気がします!?

…。

明確な気がします!!!

 

というわけで、前に見かけてたおでこの色が薄いイカルチドリは幼鳥だったと思われます。また出会えたらじっくり見てみたいですね。

 

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