身近な生き物と万年筆

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日本では見れない野鳥「シュバシコウ」! 赤ちゃんを運ぶのはコウノトリか?シュバシコウか!?

昨年の秋頃、フランスの方からシュバシコウという鳥の動画を送っていただいていたのでご紹介します!

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シュバシコウ

主にヨーロッパで繁殖し、北アフリカなどで越冬するんだそうです。

コウノトリの近縁種で非常に似ていますが…黒い嘴のコウノトリに対して赤っぽい嘴が特徴ですね。

シュバシコウを漢字で書くと「朱嘴鸛」になるそうですよ。ちなみに「鸛」はコウノトリです。…コウノトリで変換すると「鸛」になるんですね…知りませんでした!!

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動画では人間にすごく近づいている姿が映っています。

なかなかに人懐っこいのか警戒心が薄いのか…

ヨーロッパでは『縁起のいい鳥』や『幸せを運ぶ鳥』としてかなり身近なようなので人馴れしているのかもしれませんね。

ほとんど鳴かず、かわりに嘴を打ち鳴らして音を出すんだとか!日本では一部の動物園で飼育されているそうで…機会があればいつか実物を見てみたいですね。

嘴を打ち鳴らす音も聞いてみたいです。

 

ちなみに…日本ではコウノトリが赤ちゃんを運んでくる、みたいに言いますが、あれは実際にはシュバシコウのことらしいです。

なぜ間違って広まってしまったんでしょう…?調べてみても決定的な話は出てこず…おそらく、姿が似ているため混同されたのだろう、という憶測の粋を出ない様子でした。

 

現在、日本でのコウノトリは冬鳥で…渡りの際にまれに日本へ来ることがあるそうなのですが…昔は日本にも普通に生息していたそうです。現在は世界的に数を減らしており絶滅の危機だとか…。

対してシュバシコウはかなり広域に分布していて、さらには縁起のいい鳥として大切にされていることもあり生息数はかなり多いんだそうですよ。

ただ、前述したとおりヨーロッパ付近で生息している鳥なので野鳥としては日本ではお目にかかれないんですね。

 

…かつて日本でよく見られたコウノトリの姿を、よく似ているシュバシコウと同じ鳥だと思ったのかもしれませんね…?白黒写真の時代でしたら嘴の色はわからなさそうですし…。

シュバシコウのことを「ヨーロッパコウノトリ」とも表記していたみたいなので、このあたりもややこしかったのかもしれません。

 

そんなシュバシコウのお話でした。

 

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