身近な生き物と万年筆

野鳥と身近な自然。万年筆や飼っているインコ。その他の雑記も。

今年2回目のツバメ雛の巣立ち

最近、夕方になるとツバメたちが沢山飛び交っているところを見かけます。

ねぐら入りでしょうか。

もうすぐツバメは渡っていくのでしょうから、こうして姿を見かけるのもあとわずかかもしれません。

春先に発見したツバメの巣から巣立ったであろう雛たちを、6月頭に川の護岸壁で見かけていたのですが…

mochico25.hatenablog.com

そのあと雛が巣立ったあとの同じ巣で、またもや新しい子育てが始まっていて驚きました。

おそらく先にいた親子と別のカップルが入ったのだと思うんですが…同じ年に別の組が同じ巣を使うこともあるんですね!

よほど条件の良い巣立ったのかもしれません。

そういうちょっと遅めに育ったであろうツバメの雛たちを7月末くらいに護岸壁で見かけました。

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ツバメの幼鳥

あまりとっかかりのないように見える護岸壁に器用に止まっています!

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ツバメの成鳥

巣立った後も親や兄弟としばらく一緒に行動しています。

この子たちも先に春先に生まれたツバメたちと一緒に渡っていくんでしょうか…。

通常、ツバメは子育てが終わったら9~10月位を目途に渡っていくんだそうです。

子育て終わり…自力で餌を取れるようになって、飛行距離が伸びたら巣立ちでしょうね。

 

ツバメたちがいなくなると、また一つ季節が進んだきがします。

来年も無事に戻ってきてほしいです。

 

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9月6日はカラスの日!ハシボソガラスとハシブトガラス

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ハシブトガラス

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ハシボソガラス

 

9月6日はカラスの日だそうですよ。

「9」と「6」で英語でカラスを意味する「CROW(クロー)」と読む語呂合わせが由来だそうです。

一口にカラスと言っても「ハシボソガラス」と「ハシブトガラス」がいるんですよね。

どちらも比較的見かけるカラスですが、けっこう違う点があるのが面白いです。

 

ハシボソガラス

・くちばしが小さくて細め

・頭がなだらかでスマート

・ガーガーと濁った感じの鳴き声

・とことこ歩くことが多い

 

ハシブトガラス

・くちばしが大きくて太い

・おでこぽっこり

・カーカーと澄んだ感じの鳴き声

・ぴょんぴょん両足で歩くことが多い

 

他にも食べ物の好みとか鳴くときの姿勢とか、体の大きさとか違う点は沢山あるんですが、見分けるには頭の形とくちばしをよく見れば何となくわかるんじゃないかと思います☆

youtu.be

こちらの動画でもトコトコパンをくわえながら歩くハシボソガラスが見られます。

カラスって賢いイメージがありますが…賢さは同じなんでしょうかね…?

 

住んでいるところも、ハシブトは町中が多くハシボソは郊外が多い…はずだったんですが、餌の問題や自然環境の変化や消失で混ざりつつあり、どちらのカラスも結局町中で見かけるようになってきている気がします。

ちなみに歩き方も大きな特徴ですが、たまーに段差の加減でちょこちょこっと歩いてみてるハシブトガラスとか見かけるので…見分けるにはお顔をよく見ることをお勧めします。

鳴き声も…澄んでるような…濁ってるような…ちゃんと聞くと「澄んでる!!」と分かるんですが、同時に鳴いてくれないとなかなか区別が…。やっぱりお顔をよく見ることをお勧めします。

youtu.be

youtu.be

youtu.be (4分24秒あたりでハシブトガラスが鳴きます)

 

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去年の今日は?!2020年9月5日は見どころ満載でした♪

去年の今頃はどんな塩梅だったかな?と思い、過去の動画を見返してみました。

…すごい見どころ満載でした…!!

一日でよくこんなに色々あったなぁと感慨深く見返しました。

まずはこちら。

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畑に降り立ったカワセミの幼鳥

普段、川や池のそばでばかりで見るカワセミを畑で目撃!この辺りにいい感じの崖があるので、巣が近かったのかもしれません。

おなじみエンジェルウィングも日に当たってキレイに撮れていました。

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エンジェルウィングのカルガモ

そしてこれ!!4コマ漫画にも仕立てましたセキレイ戦隊!!

偶然、セキレイの周りにスズメが一羽ずつ降り立って、ほんとうにセキレイが召喚したみたいになっていてびっくりしました!

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セキレイ戦隊!

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普段は優雅に歩くか悠々と飛んでいく様子をよく見かけるアオサギが草むらでお座りしているシーンもあります。

こんな風に座り込むのはあまり見かけない気がしますよね。

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お座りするアオサギ(珍しい…!)

そして…なんといってもこの日はカワウたちがとても面白い行動を繰り返していました!

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カワウの戦い

複数羽で威嚇しあったり、嘴を合わせて戦ったり…かと思ったら絶妙な距離感で羽根を広げて乾かしたり…かと思ったら今度は威嚇のために羽根を広げてみたり…

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カワウ戦隊!みんなで放熱ぷるぷる

なんといっても去年の今日の一押しの見どころはカワウがそろって喉を震わせているところです!!

みんな揃って放熱のために喉をぷるぷるさせてる様は、なんというか…

なかなか見れない光景です…!あぁ去年の今時分は暑かったんだなぁ…と思う反面、なぜに同じ方向を向いているのか…羽根を乾かしているわけでもないのに…なぜ同じ方角を…?ちなみにこの後、わちゃわちゃ戦い始めます。こう…嵐の前のなんとやらなんでしょうかね。こちらが思ってもみない動きをするので目を離せません。

 

みんなで揃ってぷるぷる喉をを震わせているところは、なんだかすごく面白いのでよければ見てみてくださいね。

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魅惑の猛禽類たち!小さなハンターチョウゲンボウ

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チョウゲンボウ

2020年8月下旬ごろ、はじめてチョウゲンボウを目撃しました!

お恥ずかしながら、これまで猛禽類といえば…タカ?ハヤブサ?なんていう有名どころしか名前を知りませんでした。(しかも写真を見ても区別がつかないという…)

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こんな小さな猛禽類がいることすら知りませんでした。ちなみにチョウゲンボウより小さいツミの存在も1年前までは知りませんでした。

身近にこんなに猛禽類がいるなんて!!!

この小さなハンターはハトくらいのサイズ。

ハトと見比べた時の足の立派さはすごいですね!!黄色くごつい脚はまさに猛禽類といった印象です。ちなみに身体はメスのほうが大きいらしいですよ。

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チョウゲンボウ 足が立派!

目撃した時に真っ先に目についたのがふわっふわとした飛び方でした。

チョウゲンボウハヤブサ科ですが、ふわふわとホバリングして餌を探すスタイルのようです。

ハヤブサは急降下して獲物をキャッチ!で、直線的に飛ぶことが多いのにくらべ、チョウゲンボウホバリングを多用するんですね。チョウゲンボウも急降下はしますがそんなにスピードはでないそうです。

たしかに…飛ぶスピードでいえばワカケホンセイインコのほうが早いように見えましたし…。同じハヤブサ科でもスタイルは色々なんですね~。

目撃して調べるまではそんな違いも知りませんでした。

本当に野鳥は奥深いですね!

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奇形のカルガモについて【エンジェルウィング】

去年の夏、初めて奇形のカルガモを目撃しました。

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エンジェルウィングを発症しているカルガモ

「エンジェルウィング」という奇形で、羽根が根元からねじれてはえてきていて、長距離を飛ぶことができない状態です。

何度かブログでも取り上げています。

mochico25.hatenablog.com

この動画シリーズで登場するエンジェルウィングのカルガモはどれも同じ個体です。(長距離飛べないのでずっと同じ場所に留まっています)

去年から毎日川に動画を撮りに通っていて、初めてこのカルガモを見た時羽根が短く飛べない状態でした。

そのため、このカルガモは今年生まれた成鳥途中の雛であると判断したんですが…一年間野鳥を観察し続けて見比べた結果、どうも換羽のため飛べなくなっている成鳥だったのではないかと感じました。

カルガモは繁殖が終わったタイミングで風切羽が全部抜けるんですね。抜けるとしばらく飛ぶことができなくなります。

場所にっては換羽のタイミングで池に移動する群れもいるようです。

 

この時期、多くの親子カルガモはまだ固まって行動しています。

カルガモの雛たちは生後2か月ほどで成鳥と見分けがつかないくらいになるので、5~6月に生まれた雛たちはもう成鳥と見分けがつかないくらい大きくなっています。で、この時期のオスの成鳥たちも固まって行動するするそうで…

観察し始めた初年度はこの『大きく成長しつつある若鳥』と『繁殖終わりの換羽中の成鳥』の見分けがついていませんでした。

 

このエンジェルウィングが本当に幼鳥の時から観察できていたら、もっとわかることもあったかもしれません。その点は少し残念に思います。

 

このカルガモがいるエリアはいつも本当にパン投げが多く…もしかしますと、今後似たような奇形を発症してしまうカルガモが出てくるかもしれません。

 

引き続き、見守っていきたいと思います。

 

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くちばしの収納方法は全鳥共通?!?

鳥って休むときくちばしを背中の羽根の中にしまいますよね。

我が家のインコも背中に隠して寝ます。

カルガモも…

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小雨の中、くちばしを背中にしまって休むカルガモ

カワウも…

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くちばしを収納して休むカワウ

くちばしには羽毛がなく冷えやすいからだと聞いたことがあります。休んでいる最中に熱が逃げるのを防いでるんですね。

足をしまうのも同じ理由とのことです。

 

余談ですが、ラッコは手のひらの肉球が冷えるから自分の顔や目元、口元あたりにあてるんだとか。

可愛いですよね。

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私的レアシーン!ガビチョウの水浴び

ガビチョウの水浴びを目撃しましたー!!

鳴き声は大きいのですぐにわかるのですが、繁みにいることが多いのでなかなか姿をみることができず…

水浴びシーンも人生で3回目の目撃です!!

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ガビチョウ

水から上がって尾羽を広げてぷるぷるしてました。

水につかってバシャバシャしては、こまめに上陸しているようでした。

スズメやセキレイなんかもこんな風に水浴びしますね。

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水浴び後のガビチョウ

水鳥ではないので、あまり長時間水浴びすると身体が重たくなってとっさに逃げられないからでしょうかね。

警戒しつつ夏真っ盛りの中での水浴び…気持ちよさそう羨ましい…

youtu.be

 

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