身近な生き物と万年筆

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年賀状の宛名書きを万年筆で!!調色したオリジナルインク使用

いよいよ年の瀬も迫り…年賀状を書き終わった人も多いかと思います。今月の25日までに出せば元旦に届きますので、こちらもどしどし書き進めているところです。

 

過去記事にも書きましたが…年賀状の種類によっては万年筆などの筆記具を傷める可能性もあるので注意が必要ですね。

mochico25.hatenablog.com

私の来年の年賀状は…印刷の関係でインクジェットのものを用意していました。

となると、コメントなんかは万年筆で書きづらいですね…

そこで!今年は年賀状の宛名を万年筆で書くことにしました。(例年は筆ペン使ってました)

 

あまり知られていませんが、インクジェット紙の年賀状であっても宛名面は無地と同じ紙質なんですね。つまり宛名は万年筆で書いても傷める恐れがありません。

 

あと気を付けるべきはインクでしょうか…

普通の染料インクでは、万が一雨などで濡れてしまったときに消えてしまう恐れがあります。

適しているのは顔料インクか…古典インクか…酸性のブルーブラックですね。

注意が必要なのは酸性のブルーブラックでないとダメなとこですね。

後、顔料インクもうっかりペン先を乾燥させてしまうと落とせなくなるので注意が必要です。

 

常ならば、プラチナ万年筆さんのブルーブラック(ここは昔ながらの作り方で酸性のブルーブラックを作っていらっしゃるんです!)なんですが…

ちょっとファーバーカステルを使いたくて…瓶のブルーブラックは今切らしてて…

手持ちの古典インク、こちらもプラチナ万年筆さんの「マイカラー」を今回は宛名書きに使いたいと思います。

これは世にも珍しい、自分で調色できる古典インクなんですね。

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イカラーのブルーの色

普通のインクはメーカーが同一であっても混ぜてはいけませんよ!!!!

変質の恐れがありますし、酸性アルカリ性がインク色によって微妙に違うので…

うっかり混ぜるとインクが変質してだまができたり固まったりすることがあるんです。

混ぜるな危険!!

 

薄めたくて水道水を入れたなんて話もたまに聞きますが…

もってのほかですよ?!

ペン先いたわってあげて…

話を戻しまして!

イカラーはブルー、レッド、イエローの三色展開で、全部混ぜたら黒っぽくなるんじゃないかと怒られそうなくらい適当に混ぜたら…

枯草色になりました。

これもこれで好きですが、宛名にはもっと黒よりのほうがいいかな?ということでブルーの比率を多くして作り直しました。

ガチ勢はインクをグラムで測って調色するんでしょうが、そこまで凝ってないので完全にどんぶり勘定です。ご了承ください。

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適当に調色中

今回使用した万年筆、グランフォンファーバーカステルは太字なんですが、なぜか縦横の線幅がけっこうあって書き方によってはミュージックペン先のような字を書くことができます。

すこし古い子なのでキャップのマークが旧仕様ですね。

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ファーバーカステルのキャップ部分

宛名は万年筆で書ききって…肝心の裏面は印刷の空いてる部分にボールペンでコメントを書き入れました。

いつまで年賀状文化も続くかなぁ…

 

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