ナマズが…雛を…丸呑みに(泣)『嗚呼!!みんなの動物園』で登場したカルガモ親子たちのまとめとその後 その5【生後1週間~ カルガモの雛がナマズに食べられた…】
前回に引き続き!『嗚呼!!みんなの動物園』で紹介されたカルガモ親子たちの様子を上げていこうと思います。(動画の都合上、該当親子はA組としています)
前回のブログはこちらから⇩
やはり雛が小さいうちは、危険がいっぱいです…。
天敵に狙われやすい時期ですよね。見守るしかできないのですが、やはりもどかしい気持ちになります。
さて今回のカルガモ親子は…!
5月27日(生後9日目9雛)その2 親子の分断…
午前中に増水した川を見たあと、他のところを見て回って…その日のうちに再度川の様子を見に行っています。
数時間でだいぶ増水した水が引いたようで、すっかり普段の足場も見えていました。
再びA組親子を発見しました!
どうやら堰を上がってきたところのようですね。
☆雛のところにA組母カルガモが合流したところから流れます☆
…。
あれ?8羽しか見当たりません…?母カルガモが飛んできたのにも違和感を感じよく見てみると…
あっ1雛段差をあがれず取り残されています…。
母カルガモは登れない雛を迎えに行くのに飛んでいたようです。
取り残された1羽のところに行って登るように促したり…上にあがった8羽の雛たちの様子を見るためにまた移動したりしています。残された1雛は必死に母を呼んでいました。
他の兄弟たちが登れたことからもわかりますが、普段ならここの段差は登れるはずなんです。
生まれて9日目の雛で体もそこそこ大きくなっています。加えて、この段差はもう何度か上がり下りしていて登れるはずなんですが…
他の兄弟がいないせいかうまくルート取りができずに何度も流されてどんどん疲れてしまっているようでした。
他の兄弟たちも、母カルガモがそばを離れると一斉に鳴き始めますし…先に進みたそうにしています。
取り残された1雛は、焦って何度も急な流れに挑戦しますが、疲れてしまい、足場に登って母カルガモを必死に呼び続けていますが…どんどん間が開いていってしまいます。
母カルガモは、取り残された1雛が上に登るのを待ちたいようですが…。登ることができずに時間がどんどん過ぎていきます。
5月27日(生後9日目9雛→8雛)その3 ナマズが雛を飲み込む
1雛だけ段差を登れずにどんどん時間が過ぎていきます。
親子が分断してから2時間はたち、日もどんどん暮れいていっています。
段差を登るための正解ルートは実は1箇所だけで…
下記写真の丸いドーナッツ上の岩から段差に向かって走るしかないんですね。
ここも水流がなかなかキツイんですが、他のところよりも幾分マシで、素早くダッシュすると登れるんですね。
が、この雛は焦っているのか他の兄弟がいなくてうまくルート取りができないのか、正解ルートに行くことができません。
母カルガモは何度も正解ルートを通って見せているんですが…。なぜ…。
そうこうしているうちに、何故か1雛を連れて母カルガモが下流に下り始めました。
これだと8雛が置き去りになってしまいます。
少し焦ってみていると、少し気分転換?したのかしばらくしたら雛を連れてまた戻ってきました。雛は母カルガモにしっかりついていっているので、このままの勢いで段差を登ってほしいところですが…
やはりここで止まってしまいます。母は上で待っていますが、雛は母を呼ぶばかりで先に進もうとしません。
☆取り残された雛と母カルガモのやり取りはこちらから☆
…正直、この場所は何度も通っていますし、今まではここで魚に襲われることもなかったので、雛がなんとか登るか、他の兄弟が降りてきて合流するだろう、と思ってました。思ってたんですよぅ…。
雛をもう一度連れて行こうと母カルガモは何度目かもわからないくらいの再チャレンジを試みます。
しかし、この後、雛がドーナッツ上の岩の中に落ちてしまいました!
この穴は落ちても上がれはずなんですが、雛が疲れているせいかなかなか上がって来れません。このあと、母カルガモが様子を見に再び飛んできて雛も脱出できましたが、
次の瞬間、雛が、水中に引きずり込まれました。
本当に一瞬で姿が消えました。
母カルガモはすぐに水中に向かって応戦していましたが…雛は戻ってきませんでした。
スローで確認すると、どうもナマズに飲まれたようです。
親子がばらけて2時間以上たっていて…それでも母カルガモも諦めずにいたのに…残念な結果になってしまいました。
母カルガモは何度か雛が消えた箇所に戻ったり行ったり来たりして、雛が消えた箇所でくるくる名残惜しげに回ったあと…
8雛が待つ上流に飛んでいきました。
8雛は全羽無事に待っていてくれました。
そうでなくてもカルガモ親子の雛は減ることが多く、猛禽の鳥たちやカラス、蛇や猫などにやられることもあります。同族同士での喧嘩でもやられてしまうことが多々ありますが…
しかし、水中に引き釣りこまれるところをしっかり目撃したのは初めてだったので非常に驚きました。自然の摂理ですし仕方がないこととはいえ、誕生から引っ越しまでずっと追いかけていただけに、辛いですね。
その6へ続く
その後の様子もブログで上げていく予定です。
YouTubeでもあげてますので良ければご覧ください。
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