カルガモが誕生する池で…
実はカルガモの雛が1羽取り残されているんですよね……
このカルガモ雛、6月25日に9羽で生まれた親子の雛なのですが…
引っ越しの際に取り残されてしまったようなんです。
☆池に一人でいるカルガモ雛の様子はこちらから…☆
6月25日に9羽で誕生した親子のとこの雛なんですが、この1羽だけが残されたのではなくて、9羽のうち6羽だけ川に引っ越して、3羽が池に取り残された…という状況でした。
引っ越した6羽と母カルガモは無事に川に到着し、しばらく3羽で必死に母カルガモを呼びながら池で過ごしていたのですが、7月頭頃に2羽に減ってしまい…
このころには母を呼んで鳴くこともなくなっていました。
その後7月中頃(おそらく16日)にまた1羽減って、今現在は最後の1羽が池で頑張っています。
数が減った理由はわかりません。衰弱してしまったか、外敵にやられたか不明ですが、池の中はどうやら雛にとってあまり快適な環境ではないようです。
というのも…
なんか成長が遅く見えるんですよね…。
下記の冒頭でも掲載した写真が池に残っている雛ですね。
で、こちらが同日に撮影した川に引っ越した親子の写真なんですが…
え…ふくふくしてません…?寝てる時に発見したのでそのまま載せましたが…
川に無事に引っ越した雛はもう雛と呼ぶには大きすぎますよね。これだけでもサイズの違いがわかります。一番右が母カルガモですが、たいしてサイズが変わらないように見えます。
☆起きだした親子はこちらから 子カモのサイズに注目☆
池にいる雛をもう一度。
幼鳥のバンと並んでいる時の写真ですが…
首が!がりがりだもの!細い…全体的に細くて幼い印象です。
どうも餌が足りていないように見えます…。
☆追記☆
8月11日時点の様子を見れました。
なんだか…嘴が大きく見えます…。それだけ痩せてしまっているんでしょうか…。
ちなみにバンは成鳥でもカルガモの成鳥より一回り小さいですね。
えー…。
この池はカルガモたちの繁殖に使われるだけあって、草も生えてますし、ちょっとした陸地もあります。
周囲が高い壁で囲われてはいますが、周囲に木もありますし雛が食べる虫には事欠かない、と思っていたので、この成長の差にはかなりショックを受けています。ここまで差が出るとは思っても見ませんでした。川がいかに食料が豊富かがわかりますね。
だからここで生まれた親子は生後すぐに引っ越しをするのかもしれません。養えるだけの環境ではないんですね…。
一応、この池では過去にもこういった放置雛がいたらしく…その雛は最終的に飛べるまで成長して巣立っていったということなので…
この残った雛には是非とも頑張って大きくなってほしいです。…虫よ増えろ…雛のために…
ちなみに川に引っ越した親子は引っ越した先の川であまり移動せず、なぜか引っ越してすぐの地点に留まっています。
もしかすると母カルガモは残った雛が追いついてくるのを待っているのかもしれません…そうだったらどれだけいいか…。
池まで直線距離300mぐらいの場所なんですけども!!母カルガモが迎えに来てほしいくらいの気持ちで見守ってます。ほんとに!!
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