カルガモ親子の子育て事情
さてさて、だいぶカルガモ親子が増えてきたなぁ~という感じの今日この頃です。
子育てしやすい人気の川は、この季節になるとカルガモ親子で飽和状態になってしまいます。
子育てしやすい環境って色んな条件があると思うんですが、日ごろ観察しているこの恩田川は、
- 産卵に適したため池が川のそばにある。
- 川に適度に陸地がある。
- 餌が比較的豊富。
などでしょうか…。
あと、ここで生まれ育ったカルガモはそれを覚えているのか戻ってくることも多いようなので余計混雑するのかもしれません。
残念なことに、親子の数が多いと…縄張り争いがおこったり、他の大人のカモに雛鳥が襲われる事態が頻発するようになります。
餌を投げちゃう人もそこそこいるため、その餌にカルガモたちが群がってさらに喧嘩に…
観察していると、後から来た親子の雛の数が減りやすいように見えます。
最初に子育てスポットに到達した4羽の雛組(みんなの動物園という番組で紹介された親子です)と、次にきた12羽の雛組は1羽もかけることなく育っていますが…
後から川に来たカルガモ親子は雛が迷子になったり、急に姿が見えなくなってしまったり…
外敵(カラス・蛇・鯉などなど)に襲われた例もあると思います。
比較的安全な寝床も争奪戦ですからカルガモお母さんは大変です。
前日までいたのに1日で数を減らしているのを見ると、子育ての過酷さがしのばれますね。
今後もどんどん新しい親子が川にやってくると思います。
なるべくみんな元気で大きくなってほしいところです。
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