身近な生き物と万年筆

野鳥と身近な自然。万年筆や飼っているインコ。その他の雑記も。

カラスのきれいに光る羽【ハシボソガラスの構造色】 

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光の加減でとてもきれいに光る羽 ハシボソガラス

日のあたりの加減で、ハシボソガラスの羽がとてもきれいに見えました。

黒一辺倒ではないとは思っていましたが、こうして見るととてもきれいですね。

mochico25.hatenablog.com

濡羽色(ぬればいろ:烏(からす)の羽のような艶のある黒色のこと)とはよく言ったものですね!

…射干玉(ぬばたま)の髪、とも聞きますけど…どっちがより黒くて美しい、とかあるんでしょうかね???

調べましたら、射干玉とは黒くて光沢のある檜扇(ヒオウギ)という植物の種子のことだそうです。「ぬばたま」は漢字で、射干玉のほかに野干玉・烏玉・烏珠などとも書くそうな。

カラスの玉かぁ!ということはカラスの濡れ羽色のほうが一般的なのかもしれませんね。

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きらきら!!!

この紫や緑のようにも見える光沢は構造色のためですね。

いつもの野鳥たちも光の当たり具合で違って見えるので不思議です。鳥見のし甲斐がありますね!

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万年筆のインク『ブルーブラック』について【私事の雑記】

万年筆って使いますか?今回は万年筆のインクのお話です。

 

最近はカラフルなインクやご当地インク、ラメ入りのインクや香り付きのインクまで…

本当に多様になってきたインクたち!「インク沼」なんて言葉が一般的(一般的かな?)になるくらい多種多様なもの出てきて楽しい限りです。

 

ですが普段使いするなら、やはり落ち着いた色が使いやすいですよね。

ブラックかブルーブラック、セピアなんかもおすすめです。

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個人的には「ブルーブラック」!特にプラチナ万年筆のブルーブラックが激推しです。

万年筆のインクの種類

万年筆のインクには染料インクと顔料インクがあります。

色の違いではなく、作られ方・成分の違いで分けられるんですね。

「染料インク」⇒一般的には植物などから抽出した色を用いたインク

「顔料インク」⇒鉱物や土などを用いたインク

わかりやすいようにふんわり分けていますが、だいたいこんな感じかと思います。

ちなみにどちらのインクも「水性」になります。万年筆のインクに油性はありません。

ブルーブラックはどんなインク?

ブルーブラックはブルーとブラックの中間のような色、名前もその色の名称…と勘違いされていることが多いです。

実際は違うんですね~

『ブルーブラック』とは本来は色の名称ではなくて…

『ブルーからブラックに色が変化する』インクのことです。

昔ながらの製法で作られているブルーブラックは酸性のインクなので、筆記し、インクが空気に触れることで酸化します。酸化して黒ずむためにじょじょにインクの色が黒く変化していくんですね。書き出しはインクの染料の色でブルーの色をしています。

(現在、多くある『ブルーブラック』は名称だけでただの色の名称としてブルーブラックとしているとことが大半です。)

昔ながらの製法で作られている酸性ブルーブラックのよいところ

酸化して紙に残るので染料インクですが水に強い!

経年変化にも強いので何年たっても薄くならない!

色の変化が楽しみ!

落ち着いた色味で普段使いにぴったり!

宛名書きにも使える安心感。なんというか個人的には万能選手です。

現在購入できる酸性のブルーブラックはどれか

これがつまるところ激推しのプラチナ万年筆さんのブルーブラックなんですね。

他の主要メーカーではもう作っておられないと聞いています。

日本で取り扱いのないものはネットで探すとあると思いますが…コンスタンスに使用するには、ちょっと個人的には使い勝手が悪いですね…。もっと増えないかな…。

 

ちなみにブルーブラックでなくても酸性のインクはありまして、「古典インク」と呼ばれるものが該当します。が、これ酸性インクと断言しちゃっていいのか…実はメーカーによってインクの成分が違ったり、名称も古典インクだったりIGインクだったり没食子インクだったり…。

酸性のインク、というよりかは鉄分を含んだインクのことと言ったほうが無難かもしれません。

(ちなみにプラチナ万年筆さんのブルーブラックは第一鉄イオンを含んでいるということです)

 

 

ちなみに、プラチナ万年筆さんには『クラシックインク』というものもあり、これも酸化して色が変化する酸性のブルーブラックと同じ特性を備えていて、なおかつカラフルで色の変化も早い!という素敵なインクもあります。

インクの豆知識 | プラチナ万年筆

 

万年筆を使うときの参考になれば幸いです。

 

 

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渓谷の川にオオバン!飛騨川でまさかの野鳥に出会えました。

岐阜県北部から南部にかけて流れる飛騨川。

渓谷部分の川がエメラルドグリーンのような綺麗な緑でとても見ごたえがあります。

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渓谷地帯の飛騨川

そこで出会ったのが…

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まさかのオオバン

まさかのオオバン!!?

なんとなくですが、オオバンはこういった渓谷地帯にはいないのかと思っていました。(というか渓谷に水鳥がいるイメージがなかったです…)

この前後でカワガラスに出会っていたので、はじめはそちらかと思っていたくらいです。

いつもと違う場所に行くといつもの鳥も違って見えて勉強になりますね。

mochico25.hatenablog.com

オオバンは最近繁殖数が増えているそうで…昔は関東より以北でしか見られなかったんだとか!だいぶ南下してきてますね~。興味深いです。

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雨の中のハシブトガラス!珍しいしぐさ

昨年の12月に昭和記念公園に行った際…

ハシブトガラスが面白いしぐさを見ることができました!!

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木のうろから水を飲むハシブトガラス

雨の中、どうも樹洞(木のうろ)に溜まった雨水を飲んでいるようです!!

賢いですね~~!どこに水が溜まってるか知ってるんですね。

水たまりよりこういった所のほうが飲みやすいのかもしれませんね。

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珍しい関東横浜の冬景色❄雪の中の野鳥たち【2022年1月6日】

とても珍しく、関東で雪がどっさり降りました!

こんなに降るのはとても久しぶりな気がします。

普段雪とは無縁の地域なので、せっかくですし野鳥たちの様子を撮影しに行ってきました。

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コサギ

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カワセミ

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イカルチドリ

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カルガモ

いつもの川にしんしんと積もる雪…。

そんな中でいつもの野鳥たちは普段と同じように過ごしているようでした。

 

動画では同じ場所からしばらく同じところを撮り続けています。

なんとそこに6種類の野鳥が映り込んでいて驚きました!

 

カワセミもいたのですが…

鮮やかな羽色も降りしきる雪に意外と紛れてしまうものですね!

目立つところにいたのに、なかなかいることに気づけませんでした。

写真では紛れてしまっているので、気になる方は動画でご確認ください!→

https://youtu.be/E2ys_d4nCTs

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右の手前:ハクセキレイイソシギイカルチドリ
左の奥:コサギカルガモ
真ん中最奥:カワセミ(難易度高め)
一挙6種がそろい踏み

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トンビ?トビ??どっち?!

トビのことを「トンビ」とも言いますよね?

耳に慣れ親しんだ童謡「とんび」でもトンビって言ってますし…

なぜ2種類あるのでしょう…。

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トビ トンビともいう。

トビ(鳶、学名Milvus migrans)は、タカ目タカ科に属する鳥類の一種。トンビとも言う。

ほとんど羽ばたかずに尾羽で巧みに舵をとり、上昇気流に乗って輪を描きながら上空へ舞い上がる様や、「ピーヒョロロッロッロ…」という鳴き声はよく知られており、日本ではもっとも身近な猛禽類である。

Wikipediaより引用

 

正式名称はトビなんですよね。

最近、飛騨方面の方に昔は蛇のことを「へんび」と言ってたと聞きました。

で、トンビも同じような理由(つまり方言)なのでは?ということでした!

なるほど~!

 

ちなみに、その後調べましたら…

飛騨地方の方言では蛇がなまって「ヘンベ」という。と出てきました。

…へんびじゃないだと…?

 

方言もいろいろ変化したり地域によって差があるようですね!面白いです。

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12月~ 木曽川飛騨川水系の野鳥たち!

岐阜県木曽川・飛騨川付近に行く用事があったので少しだけ鳥見をしました。

ごく短い時間でしたが、備忘録もかねて出会えた鳥をあげていきたいと思います!

移動中の川で見ているのでかぶっている野鳥もいますm(_ _)m

中津川市木曽川水系付知川

カワガラス

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カワガラス

少し茶色っぽく見えました。渓流の素潜り名人の異名があるそうですよ!泳ぐというより水底を歩くんだそう。

トビ

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トビ

たくさん飛んでいました!普段は平地・川辺での鳥見が多いので、普段見かけることが少ない気がします。

中津川市加子母 木曽川水系飛騨川の支流白川

カワアイサ

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カワアイサ

嘴が細長い!先っぽが曲がってる!!色合いも素敵です…!!初めて見たのでとても驚きました!オスはマガモのオスのように濃いグリーンのような色で赤っぽい嘴がはえますね。メスの茶色っぽい頭に赤っぽい嘴も可愛いですね。嘴のせいか、カルガモよりすこし細長く見えました。

カルガモ

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カルガモ(右のほうに…)

カワアイサに夢中で全く気付いていませんでしたが…カルガモも沢山いましたね!どこにでもいて何となく安心です。

飛騨川(下呂温泉付近)

コガモ

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コガモのメス

メスが一羽だけでいました。探せば他にもいたかもしれません。

ダイサギ

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ダイサギ

下呂温泉には『白鷺伝説』というものがあるそうな。モチーフはこのダイサギだったりするのでしょうか。

カワアイサ

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カワアイサのオス

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カワアイサのメス

メスが一羽でいたり、はたまたオスメス一緒にいたりと、けっこう頻繁に見かけることができました!この辺りでは当たり前の野鳥なのかもしれませんね。

ハシブトガラス

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ハシボソガラス

こちらもお馴染みのハシボソガラス。やはり住宅街やホテル街などの人がいるところにいるような気がします。

カワガラス

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カワガラス

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カワガラス

いつもよく見るセキレイたちより一回り大きいように見えますね。

少しわかりにくいですが…3羽まとまっているところも見かけました。ちょうど求愛の時期なのか一緒にいることが多いようですね。

ハクセキレイ

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ハクセキレイ
セグロセキレイ

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セグロセキレイ
キセキレイ

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キセキレイ

お馴染みセキレイ3種は寒い地域の河辺でもすべて見れましたね!黄色が白い雪にはえてきれいです。

アオジ

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アオジのメス

わかりにくいですが、中央少し左側にいます。こんなところにもいるんだな~と嬉しくなりました。

カワラバト

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カワラバト

またまたお馴染みカワラバトさん。橋の下にいました!寒そうにしてますね…。

キジバト

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キジバト

こちらもお馴染みのキジバトさん。キジバトはあまり群れない印象がありますね。

アオバト

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アオバト

ほのかに肩の部分が赤色っぽいのでオスでしょうか?!こちらもはじめて遭遇しました!!なんとも素敵な色合いで思わず見とれてしまいますね!!!

ヒヨドリ(鳴き声のみ…)

飛騨川(加茂郡七宗町付近)

オシドリ

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オシドリのオス

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オシドリの飛翔 雄雌でいたもよう

まさかのオシドリ夫婦を見かけました!!こんなところにいるとは思わず驚きました。

オオバン

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オオバン

こちらもまさかのオオバン。黒いシルエットが見えたのでカワガラスかと思ったのですが…!オオバンでした!

ヒヨドリ

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ヒヨドリ

どこにいても鳴き声で主張してくるヒヨドリも見かけました。どこにいても元気ですね!

トビ

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トビ

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トビの飛翔姿 

トビは移動中もよく見かけました。なんでも、「下から見ても茶色く、翼に白い模様がある。尾羽がカクっとしている。」のが特徴なんだとか!

 

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